2006年5月 3日 (水)

チェ・ウラム

先日、森美術館に東京-ベルリン/ベルリン-東京展を見に行きました。
19世紀後半から始まる、東京とベルリンの文化交流を貴重な展示物とアートを織り交ぜながら追っていく、面白い展示でしたが、、、

それよりも何よりも、面白かったのがMAMプロジェクトという新進気鋭のアーティスト達を紹介するコーナー。
チェ・ウラムというアーティストの作品が展示されていたのですが、、、
まさにサイバーパンク!
ギーガー(エイリアンの世界観ですね)の世界から飛び出てきたような、精巧でメカニカルなメカ生物達がゆらゆら動いているのです。
実物を見るとよく分かりますが、本当に美しいパーツ達が組み上げられて、一個の生物個体として形成されているさまは、まさに圧巻。

以下、森美術館のサイトからの引用です。

MAMプロジェクト004は1970年韓国・ソウル生まれの、チェ・ウラムです。チェは、花や昆虫をモチーフとして、サイバネティックスな素材と想像力を 土台に不思議な“生命体”を作り出すアーティスト。生み出される作品は、これまで誰も見たことのないような、私たちの想像を超越する“生物たち”です。
彼は自分が誕生させた機械的生命体へ部分的に自分の名前に因んだ学名をつけ、その生命体の地球上での生息状況分布、成長過程、またどのように餌を摂取し活動するかについても、まるで生物図鑑の1ページのように詳細に記述しています。
本展では、そのチェの神秘的生命体の標本作品、その作品についての説明書、そして造形作品が完成するまでのドローイングで構成し、会場は未知の世界におけ る自然史博物館を彷彿させる仮想上の空間となります。万能な機械至上世代の未来的な美学を代弁するともいえるチェの作品は、観る人にこれまで体験したこと のない、神秘に満ちた、新たな芸術的感動を与えることでしょう。

森美術館WEB

上記WEBサイトで展示風景をストリーミング動画で閲覧できるようになっています。
ぜひぜひ、ご覧あれ~

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2006年3月28日 (火)

ブライアン・イーノ音楽映像インスタレーション展

"77 MILLION" an Audio Visual Installation by BRIAN ENO

今日、ブライアン・イーノのインスタレーション@ラフォーレミュージアム原宿を見てきました。
ご存知の方は多いかと思いますが、、、
ブライアン・イーノは元Roxy Musicの鬼才。世界で初めて、"Ambient Music"(アンビエントミュージック)を提唱したことでよく知られています。
彼は以降、インスタレーション・アートの世界にも足を踏み入れ、イタリアトリエンナーレを始めとする、世界の名だたるイベントで新しい表現を追求し続けています。

私は、彼が提唱したAmbientというコンセプトに非常に共感し、数々のCDを高校生ぐらいの頃からよく聴いていました。
すごく、静かな空気感を醸し出す、空間構成装置としての音楽。

今回の展示は、抽象絵画と音楽をリンケージさせたインスタレーションですが、、、

彼によれば、光をコントロールするためのツールとして、テレビを使用した、とコンセプトを語っています。
TV画面を発光体として捉えるとは、まさに発想の転換。パラダイムシフト!
7700万種類の抽象絵画達が静かにフェードインアウトしていき、時と共に空間の表情が変わっていきます。
また、同時に音楽を構成する複数のパーツの重なりも、徐々に各々の時間軸がずれていくことで、ゆっくりと音の表情も変わっていきます。

この移ろう雰囲気は、本当に落ち着きます。

ぜひぜひ、ご体験あれ。
ぼうっと30分ほど、この空間に身を委ねれば、すっきりすること間違いなし。

◆ブライアン・イーノ ファンサイト

◆展示概要

下記の展示概要は、beatnik.comからの引用です。

1983年、日本で初めてブライアン・イーノを招聘したラフォーレミュージアムが再び贈る春の一大展覧会。
最新マルチメディア作品をインスタレーション展として世界初公開します。
ラフォーレミュージアム原宿では、ブライアン・イーノ初のPCアプリケーション作品による展覧会『“77 MILLION”an Audio Visual Installationby BRIAN ENO-ブライアン・イーノ音楽映像インスタレーション展』を本年3月24日(金)~4月3日(月)まで開催します。
音楽プロデューサー、マルチメディア・アーティスト、テクノロジスト、思索家…そして自ら名乗るところのノン・ミュージシャン(非音楽家)?ブライ アン・イーノはその多彩な活動歴の中でさまざまな呼称で呼ばれてきましたが、その全てがあてはまるとともに、その全てを合わせた以上の何者かである、といっても過言ではありません。
70年代後半からは、音楽と平行してヴィデオ・アートの世界に踏み込み、画廊や公共の場でテープ音楽とヴィデオ・モニターなどを使ったインスタレーションを世界各国で行っています。
日本では、1983年7~8月に東京:ラフォーレミュージアムで、1989年8月には東京:シード・ホールと神戸:ジーベック・ホールで、1990年9月に東京:アムラックスでそれぞれ開催されており、今回が4回目の音楽映像インスタレーション展となります。
  本展では、自身初となるPCアプリケーション作品「77 MILLION Paintings」が素材として使用されます。
数限りない抽象絵画と音響の組み合わせから成るこの作品について「一種のヴィジュアル・ミュージックである」とコメントするイーノ。会場においてはさまざまなサイズのモニターとプロジェクター、そして8チャンネルによる音響を軸に、イーノ独特のインスタレーションの世界が展開される予定です。
まさに留まるところのないイーノの創作活動の最新部分を、世界に先駆けて初公開するものとなります。

会  場:ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6階)
期  間:2006年3月24日(金)~4月3日(月)
主  催:ラフォーレ原宿
企画制作:ラップネット、ビートインク
入 館 料:一般700円 大・高・中学生500円  ※小学生以下およびラフォーレカード会員は無料
開館時間:11:00~20:00   ※会期中無休
お問合せ:03-3475-0411(ラフォーレ原宿)
公式サイト:http://www.laforet.ne.jp

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2006年1月19日 (木)

オラファー エリアソン@原美術館を先日見てきました。

彼は、アイスランド出身の両親を持ち、デンマークで育ち、現在はベルリンで活動するアーティストです。

光、色を絶妙に使った体験型アートを得意とするとの解説を見て、美術館に向かいましたが、素晴らしかった!!

彼の作品は、HMIライトなどの人工的な光を使って、空間を光と色で美しく構成していきます。その空間の美しさ、神秘的な崇高さはぜひ体験してみてください。 よく自然が織り成す予期せぬ現象を目にした時に、はたと時が止まり目を奪われる瞬間がありますが、まさにそれを彼は狙っているような気がしました。

企業デモンストレーションやファッションショー、コンサート・ライブ、クラブ系パーティなどでも、デコレーションや空間プロデュースといった手法が用いられますが、空間のプロデュースで人に素晴らしい感動を与えるのはこのような形では、と感銘を受けました!

ぜひ、アートに興味のない方でも一見の価値ありです。

http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html

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