2006年1月24日 (火)

デジタル音楽の行方

題名    デジタル音楽の行方――音楽産業の死と再生、音楽はネットを越える
著者    Dave Kusek, Gerd Leonhard
訳者    yomoyomo
解説    津田大介
推薦の言葉 丸山茂雄、佐野元春
出版社   株式会社翔泳社
http://www.yamdas.org/fom/

昨年末に出版された、「デジタル音楽の行方」という本があります。
音楽を始めとする、コンテンツ業界及びその隣接業界に携わる方は必読の本です。

ご存知の通り、欧米では無料でのファイル交換が若年層ユーザーを中心に支持を得ており、既存のレコード業界のマーケットは年々縮小を続けています。
そういう状況の中で、その状況を肯定的に捉える立場で書かれたのがこの本ですが、
この本を読んでいると、非常にフラットで引いた視点から考えたときに、どういう構造が表現者にとって、最もよい形なのか、深く考えさせられます。

日本では一部ネットに明るい人々の間のみで使われているファイル交換ソフトですが、ファイル交換に限らず、レンタルCDからのリッピング、友達同士でのCD-Rバーニングといわゆる私的複製の範疇はどこまでなのか???

ただ、コンテンツというものは、ユーザー自らによってリコメンデーションされなければ広がらないもので、そのリコメンデーションの形が時代によって変わっていくものだとしたらそれをどういう形でマネジメントすべきなのか・・・・

そもそも、レコードという録音物は、ビジネスとすべきなのか・・・

も含めて、本来はコンテンツ業界に関わる人間は、根幹から議論すべき時期に来ている
ということなのでしょう。

一番大事なのは、コンテンツをクリエイトするアーティスト・クリエイターにどう還元するのか、そして、次にブレイクするであろうアーティスト・クリエイターへの投資サイクルをどうやって実現できるのか、

というところだと思いますが、、、、

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